bijin
RSS | ATOM | SEARCH
京都祇園の老舗である甘泉堂の四君子 私が好きな和菓子
JUGEMテーマ:京都の和菓子

今日は京都 祇園にある老舗の和菓子屋さん「甘泉堂」で売られている「四君子」と言う和菓子のご紹介です。和菓子っつうか、即席お汁粉なんですが、ただのお汁粉ではございません。ものすごく、遊び心がありまして、本当に私の好きな和菓子の一つであります。で、これが「甘泉堂」さんの「四君子」。箱からして、和菓子とは思えない美しさです。


yukio 998 006.JPG


まずはですね、四君子についてサクっと説明しますと、蘭、菊、竹、梅を称えた言葉であります。蘭はほのかな香りと気品を備え、竹は寒い冬でも青々と、梅は早春の中で一番に花を咲かせる木であり、菊は晩秋の寒さの中でも色鮮やかに咲く、これらが好まれたそうなのです。

本来、君子とは徳、学識、礼儀を備えた人を指し文人は皆が君子を目指し、蘭、菊、竹、梅の4種の持つ特徴がまさに君子のそれに似ている事から、この4種の植物をあえて君子と呼び好んだのでしょうな。この4種類の植物をモチーフにした絵画、着物、等たくさんあります。

今日、ご紹介します「甘泉堂」さんの「四君子」も、その4種類の植物をモチーフにしたお菓子であります。

しかし、ただ4種類の植物をお菓子に描いたみたいなのとは、違うよん。もう、すっげー風流すぎて、簡単には食べれんようなお汁粉なんすよ。

では、いきます。

今日はとにかく写真が多いよ。

まずは箱を開けますと、このようになっております。


yukio 998 008.JPG


もう、この色あいからして、和というか京都と言うか・・・・。そして正直、知らん人が見たら、これは何なのか?本当に分からんと言うヤツです。

では包み紙を1個開けましょう。

これ。

yukio 998 003.JPG


お汁粉を固めたヤツには菊の文様、2枚のもち麩には竹と梅の焼印。そして蘭の塩漬け。まさに四君子の姿がここにあるわけです。

そしてまた、作り方の紙が風流な字で書かれております。

yukio 998 009.JPG


しかし風流すぎて、すげー読みにくい。しかも老眼入ってるから、さらに読みにくい。でも、そこを何とか読みますと、こんなふうに書いてござる。



「皆様、ご存知と思ひますが御使用のお椀に、まずお志る粉だけを入れて頂き、其の上に塩漬けの蘭をのせ熱湯約七〜八分注ぎかけ○○してよくかきまぜます、そして完全に溶けた時餅だねを浮かせ蓋をして供します」

「お好みによっては 蘭塩漬けを別のお茶○ お茶碗に入れてお湯を注ぎお志る粉のあとに召し上がっていただくも、又よろし」

「ちなみに蘭の花は人の陰陽を形どれるものにて、ご婚礼又はおめでたきとき さては風流客の折りなどに親まれています」

「コーヒー、紅茶はその出し方に巧拙がありまして かげんがなかなかむつかしいものです。○○って このお志る粉はどなた様も極めて手軽にお美味しく出来上りますので 夏冬共に又となき好飲料として皆様に大変よろこばれて御好拝をいただいて居ります」

「上包の紙を上質の奉書に別印刷を用いてありますので、アイロンをかけて延ばし 御子達の手工材料その他に有数に御使用を願います」


小さい紙のくせに、書き出したら山のような文章でビックリ。んでもって、○○の部分は私には読めない字であります。あー情けない。でもまあ、だいたいの書かっれている事は分かたかと。


yukio 998 005.JPG


で、私はどうも風流なタイプらしく、蘭の塩漬けはお湯を注いでお茶にして飲むのが好きであります。こちらが、甘泉堂の四君子を開けて、器にセットしお湯を注ぎ作ってる動画でございます。一見の価値はありますので、こういう風流なのが好きな方は、良かったらのぞかれてみて下さい。





えと、いちおう写真も。

これです。

yukio999 008.JPG





味のほうはと言いますと、本当に普通のどうということもない、お汁粉なんですが、この見た目の美しさと楽しさが本当に楽しいお菓子です。京都に来られた際には是非とも足を運んで欲しい、そんな甘泉堂さんの四君子です。

実は、この間所要で京都祇園へ足を運びましたら、もう様変わりしておりまして古い老舗の和菓子屋さんはすべて無くなっておりました。もうビックリしたのなんの。

甘泉堂さんも無くなったのでは?と心配になっていつもの路地に足を運びましたら、そこは路地にある和菓子屋さんだけに、いつものお内儀さんおられました。あー良かった。

京都の古いお店が無くなるのは寂しいですから。

yukio 998 007.JPG



京都に来られた際は、甘泉堂さんのぞかれてみて下さい。小さい路地にあるお店です。また地方発送されてるかどうかも分かりませんし、日曜日が休みと言う非常に京都らしいお店でもあります。もしお電話をされるならば、京都のお店ですので、細心の注意を払ってされて下さい。

人はあなたの鏡であります、あなたの態度を見て人は同じ態度を取ります。良くも悪くもあなた次第です。

えと、場所は八坂神社よりの細〜い、こんな路地にあるのか?!みたいな場所です。疑問に思いながら路地を歩きますと小さいお店があっります。ガラスの引き戸を開けまして、こんにちは〜と大きな声で叫びましょう。お内儀さん奥から出てこられます。食べログなどにもクチコミあります。

京都府京都市東山区祇園町北側344−6



 
author:papinen (mofuriko), category:管理人日記, 15:51
comments(0), trackbacks(0), - -
Comment









Trackback
url: http://bijin.uranaie.com/trackback/1312774
Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...